とびっきり寒い日が続いています。
東京はそれでも日差しが十分ありますから、雲が出ない限りは、日中は外でも過ごせます。
今年は、庭の大リニューアルと言ってもよいくらい、
大がかりな庭仕事がたくさんありました。
まず、庭のチークのガーデンテーブルセットがいよいよ朽ちてしまい、
アルミ鋳物製に替えたこと。
壊したチークの廃材は、
りきさんが暖炉用に持って行ってくださいました。
家族やバラ友さんたちとテーブルを囲んだ日々・・
たくさんの思い出が暖かい火となって、
りきさんちの猫たちもきっとごきげんでしょう。
そうそう、庭の白樺もカミキリムシに枯れてしまい、
やっぱりりきさんに引き取りに来ていただいたのでした。
枯れたのはさびしいですが、
少しでもお役に立ったかと思うと慰められます。
それから、北側フェンスいっぱいに広がっていたアルベルティーヌをはずして、
新しく立てた3つのアーチに誘引しなおしたこと。
北側の道路にお向いの方が駐車することになったためです。
玄関先からの眺め、
咲いたら壮観かもしれません。
そして、年明け、
庭の入口に、大きなアーチを設置しました。
組み立ては、なんとか一人でできたのですが、
20㎏もあるので、立てるのは下の息子に手伝ってもらいました。
この頑丈なアーチで
なんとも大きく育って壁から枝垂れるマダム・アルフレッド・キャリエールを
支えることにしました。
この作業をした先週末は、ものすごい寒さ!
2時を過ぎるともう、がまんができません。
こういう寒い年はほんと、久しぶりです。
庭に敷きつめた有機物のマルチの下では、
白いはんぺん状の菌糸が張っています。
バラの赤い芽もはっきりとしてきました。
うれしいことに、庭の中ほどまで陽が入るようになりました。
夕暮れも少しずつ遅くなってきています。
春が近づいているのですね。
さて、大仕事やバラの植え替え・誘引がほぼめどがついたので、
今日は、寄せ植えづくりを楽しみました。
近頃はまっているのが、セダムの寄せ植えです。
いろんな色、形、テクスチャーのセダムの苗を、
ぎっしりと円形の大きな鉢に植えこんでいくんです。
まるでタペストリーのように!
赤や緑、青、黄色、グレイと冬は葉色が鮮やかになり、
組み合わせがとっても楽しい!
直径40㎝のすり鉢のような形の丸鉢いっぱいに詰め込んで、大満足。
中心近くに、葉色が珍しいガーデンシクラメンを入れました。
セダムは、暑さ寒さに強く、水やりもほとんど必要としません。
一年中、美しい葉を楽しむことができます。
増やすのも思うがまま。
このセダムタペストリーのアイデア、マリポサさんで見た見本展示鉢からなんです。
色とりどりのセダム苗も、もちろんそちらで。^^
セダムの寄せ植えは、同じ大きさの鉢を2つ、そっくり同じに作りました。
そして、玄関先にシンメントリーに飾りました。
セダムに続いて、もうひとつ玄関先に寄せ植えを作りました。
主役は、今日マリポサさんで見つけた糸ピコ白ダブルのクリスマスローズ。
ひところと比べると、ずいぶん手頃な値段になったものです。
お供は、ボルドーの豪華なラナンキュラス、ビオラワールドのビオラ、アルメリア、
スカビオサ、セラスチウム、銅葉の金魚草、
白のハーデンベルギア、などなど。
いずれも土は、バラの植え替えなどで出た、発酵肥料でふかふかの古土を使いました。
仕上げに、元気に育ってね、と「花まもり菌液」を薄めて灌水。
これで、元気に根が張ってくれるでしょう。
たっぷり園芸を楽しんだ後は、
夕食に、上の子のリクエストで、
花苗とともに今朝仕入れてきた魚介を使いブイヤベースを作りました。
上の子は、成人式がこの間でしたから、
もう、親子で白ワインも楽しめます。
と、休日気分はいいのですが、
大事なゲラチェックが、これからです。^^;
楽しくゆったりとした気持ちで臨みたいと思います。
本が刷り上がるのは、2月中ですが、
書店に並ぶのは、3月はじめになるそうです。
書名は、「はじめのバラこそ無農薬~ひと鉢からの米ぬかオーガニック」(築地書館)。
さあ、がんばりますね!
2011/01/23 21:26 | オーガニックなバラ庭より | コメント(8) | トラックバック(0)