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バラと星の日々

庭は、静かな雨に包まれています。

代休をいただいた今日、ようやく、オープンガーデンで皆さまから頂戴した募金を
郵便局から日本赤十字社へ振り込むことができました。
ご協力をいただいた皆さま、本当にありがとうございました。

近頃、テレビの放送大学の番組を録画しておいてちょくちょく見ています。
農業や環境問題、宇宙関係の番組を好んで視聴していますが、
なかなかおもしろいです。

その中で、土壌について興味深い講義がありました。
農業に適している土壌というのは、世界全体を見るととても少ないのだそうです。
豊かな土壌が生成されるのには、有機物が分解されていくことが大切なのだそうですが、
寒冷地では、その分解速度が遅すぎ、また熱帯では分解速度が早すぎて、
いずれもやせた土壌となってしまうのだとか。
その点、日本は、どこもかしこも、放っておけば植物(雑草)で覆われてしまうであろう位
豊かな土壌に恵まれています。
雑草との戦いは、実は、世界全体から見たら、とても恵まれているということ。
歴史的に見ても、古代にもまた中世においても
小さな国土の中で大きな争いごとが無い時代を長らく過ごすことができたというのも、
そもそも豊かな自然・土壌に恵まれていたからかもしれません。

そんな貴重な土壌であるからこそ、今日引き起こされてしまっている様々な汚染から、
守っていかねばならないとの思いをもちました。

また、環境についての講義では、
化学肥料や化学農薬を使った農業は、収支の面からいってもすでに限界にきていること、
環境や、健康な土壌を回復するためにも、
継続可能な農業への模索が必要であると、
東京大学の先生が、おっしゃっていました。

しかし、脱原発がすぐには進まないのと同じように、
農薬や化学肥料に依存した農業を継続可能な農業へと転換していくのは、
まだまだ時間がかかりそうです。

かといって、声高に叫んだり嘆いたりする前に、まずは、実践。
自分の庭を見つめること、オーガニックなバラたちと暮らすことで、
何かが変わっていくのではないか、と思っています。

さて、話は変わって。
主人が、昨年秋に八ヶ岳に土地をもとめました。
八ヶ岳の南麓。
もともと畑地だったところで、日当たりは抜群。
標高は1000メートルくらいです。
先日、草刈をお願いした方から、今年一回目の草刈をしたとのメールを頂きました。

高地でも、放っておくと、2メートル位の草に覆われてしまう土地です。
定期的に草を刈ると、草の丈も低くなっていくそうなので、
将来的には、きれいな草地メインの庭にしていきたいと思っています。

その草地に、木道をひき、
木道沿いに、バラと宿根草を植えて。
ところどころにアーチも設けます。
シカよけに、敷地を囲むように杭と針金で簡単なフェンスを設置し、
ランブラーや、ラズベリーをからませます。
南側には、大きな木は植えず、
アナベルとクリスマスローズの低いボーダーにして、
夏の夜は南の空に流れる雄大な天の川を楽しみます。
草地の中に、石で組んだくぼ地を設け、
星空観望会に集まった仲間とのバーベキュースペースに。
草地は、常に5センチの刈り高で草刈をし、
自然に生えてきた土地の草を大切にします。
庭が、周囲の自然とつながり、
たとえば、春にはタンポポで覆われるように。
もちろん、刈った草は、有機物マルチに使います。
草も大切な資源、できるだけ持ち込まず持ち出さず、循環させるのが
オーガニックの基本ですから。

・・・ときには、こんな夢をお話するのもいいですよね。
実現するのは、まだ数年先のお話ですけれども。

さて、草の刈り高についてですが、
築地書館から最近出版された「雑草と楽しむ庭づくり」を参考にしました。
オーガニックの植木屋さん、ひきちガーデンサービスさんが書かれた最新刊で、
発売直後から、大好評です。
オーガニックの立場から、雑草を改めて見直した画期的な本。
私たちの本を手がけてくださった築地書館の編集者さんが、
このベストセラーにたずさわっています。
ぜひ、ご一読を。


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講演会

大雨で家に閉じこもっていた先週末とはうってかわって、
さわやかな週末になりました。

昨日は、1年前から毎月ずっと取り組んできたバラ庭撮影の最終日でした。

プロのカメラマンさん(天文博士さん)に、バラ庭の様子や生き物、
米ぬかオーガニックの実際の作業を
年間通して、丁寧に美しく撮っていただけたというのは、本当に得難い機会です。
そんなこんなで、毎月の作業を手抜きせず、きちんとセオリー通りに行ってきた成果でしょうか、
今年のバラ庭は、いつもの年より華やかでまとまりもよく、
よい仕上がりになったような気がしています。^^;

撮影の合間のお話も楽しく、
毎月恒例だったお仕事が、これで最終と思うと、さびしさもあります。
でも、一年間、楽しく取り組んできたことが、これからちゃんとした形になっていくと思えば、
それはそれで楽しみですし、編集作業もやりがいがあります。
来春の刊行に向けて、みなさんに喜んでいただけるようなよい本になるよう、
取り組みたいと思っています。

昨日は、撮影の後、午後から、母と駒場に行ってきました。
東大前のよく整備された美しいローズパスを見学し、東大の中のレストランでランチ。
その後、駒場公園内の前田侯爵邸を見学してきました。
侯爵邸の内部は美しく整えられ、前田さまがお使いになっていたままに家具等も復元されていました。
パリの街中に残っている貴族の館のようです。
また、邸内の一室で、近くの芸術高校の音楽科の生徒さんがサロンコンサートをなさるというので、
優雅な雰囲気の中、ゆったりと楽しんできました。
高校生とはいえたいへんレベルの高い演奏で、瑞々しい若い感性がすばらしく、
美しい音の響きに感動がありました。

コンサートのあと邸内でコーヒーを一杯いただき、外に出るとそこは素敵なローズガーデンです。
オーガニックで育てられたバラたちが香り豊かに咲き競っていました。
少し離れたところに、「のぞみ」が素敵に仕立てられていて満開でした。

帰りに和館も見学したかったのですが、時間が遅くかないませんでした。
また足を運ぶ楽しみができました。

そして、今日。
午前10時から、
相模原市の大野台公民館で、オーガニックなバラ育てをテーマに、講演会をしてきました。
20名ちょっとのお客様方を前に、
今年のバラ庭のスライドショーを見ていただきながら、
オーガニックの基本理念「共生・循環・多様性」についてざっとお話をしました。
たった2時間ですので、
米ぬかオーガニックのすべてをお話することは難しく、
楽しんでいただけたかどうか。
育てやすい品種を選び、菌液やニームオイルなどを補助的に使い、
米ぬかまきと有機物マルチで土づくりをしていけば、
オーガニックの方がむしろ簡単という話、伝わったでしょうか。

帰りにマリポサに寄ると、
来週の講座が満席とのこと。
申し込んでも毎回定員いっぱいで、お待ちいただいている方も何名かいらっしゃるとうかがい、
来月から、奇数月コースを設けることにしました。
カメラマンさんとの撮影も今月で最終でしたので、時間も取れそうです。

バラづくしな週末でしたが、
6月に入ってようやく、バラをゆったりと楽しめたような。
みなさまの6月のお庭は、いかがでしょうか。^^



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