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秋のバラたち

玄関先の塀にハンギングで育てている、エリザ・ボエルが咲いています。

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昨日も今日も、庭仕事な週末でした。
ところどころ咲いている晩秋のバラたちになぐさめられながら、
体は、忙しくあちこち庭を動き回ります。

バラの鉢や庭のあちらこちらに青いビオラを植え込みました。
庭中のクリスマスローズの古葉切りもしました。

発酵肥料も、予想以上に早く白く熟して温度もすっかり下がりましたので、
袋詰めにして納屋に詰め込みます。
これが一番時間がかかりました。
袋には、ビニールの米袋を使っています。
この米袋、鮮度保持のために
カーボンや酵素で特別の加工がされているようで、
野菜などの保存にもよいと記載されています。
発酵肥料も生き物ですので、
きっと居心地がよいでしょう。

発酵米ぬかは 、お米の宅配用の段ボールで作ったものが一番発酵がうまくいきます。
5キロのお米が3袋と米ぬかが一袋入って届く箱です。
重いお米にも耐えられるよう丈夫で、大きさが発酵肥料づくりにはちょうどよくて。

発酵肥料を作る段ボールは、大きすぎるものよりも、
このようなみかん箱くらいのものを使った方が
発酵がスムーズです。
肥料の量に対して、空気と接する面積が大きいためだと思います。
温度が高くなりすぎず安定して推移し、
さほど切り返しをしなくても、
1週間くらいで温度が下がって、全体に真っ白に熟成してきます。

みかん箱3つ分くらいの大きな段ボールも使いましたが、
こちらは温度が上がってくるのがみかん箱の大きさの段ボールよりもゆっくりめで、
いったん上がると、手を入れるのも熱いくらいの高温になります。
臭いもきつめで、かき混ぜるともうもうと湯気が上がり、
段ボールが熱と上がってきた湿気で変形してしまうほどです。
発酵は均一ではないので、切り返しが数回必要。
白く熟すまでの時間が、みかん箱くらいの大きさで作るのより、倍くらいかかってしまうのです。

発酵肥料づくりに、空気がいかに大切かを教えてくれているような比較実験ですね。

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もうすぐ12月だというのに、庭は、あちこちに少しずつバラが咲き続けています。
これくらい気温が下がってきた方が、
色も形もこっくりときれいに落ち着いてくるような気がします。

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この白バラは、プロスペリティ。
今の時期ですと、ほとんど日が当らないのですが、まあ、なんとも優秀なバラです。

秋花独特の風情で、長く伸びた枝先に房になって咲いています。
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発酵肥料づくり

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晩秋の三連休、
この時期にやっておきたいことがいっぱい!
忙しくも充実した三日間でした。

今日は、朝から庭三昧です。

午前中に、セール中のいつもの園芸店で、資材と花苗を入手。
皮手袋やら、鋏の替刃やら、冬の庭仕事に向けてのいろいろもこの際買い込みました。
ビオラやパンジーの苗、開花見込みのクリスマスローズの鉢苗も。

午後は、先週仕込んだ発酵肥料の手入れです。
仕込んで3日目くらいのころが発熱のピークでしたが、
一週間たって、すっかり落ち着きました。
本でもご紹介したとおり、
ダンボールは、極めて順調に発酵が進むので、
もう全体に真っ白くさらさらになっています。
この間、かき混ぜ作業は、1~2度で済みました。
臭いもほとんど気にならない程度です。

温度が下がったので、肥料全体の酸度を調整したいところ。
発酵のはじめはこうじ菌からバトンタッチする納豆菌がよく働くようにアルカリ性がよいのですが、
熟成させるときには、酵母菌が好む酸性にするとよいようなのです。

そこで今日は、スーパーニーム顆粒という資材を投入しました。
販売元によれば、ph5.8とのこと。
ニームですから虫よけ効果が期待でき、
発酵の最終段階で現れるという放線菌が好むというので、
熟成させる段階に入れるのにはぴったりです。

このあとは、2週間~3週間ほどこのままダンボールに入れて
ときどき様子をみながらかき混ぜを続けて熟成させ、
すっかり温度が下がり落ち着いたら袋詰めにして保存します。

今の時期に作っておけば、2月の芽出し肥に使えます。
私は、本でご紹介した今年の私のレシピ通りの配合で作っていますが、
これは、NPKが363で、リン酸がかなり多めになっています。
芽出し肥や、花芽形成期の肥料に使うとおそらく効果を発揮するのではと思っていますが、
枝葉を大きく育てたいときには、もっと窒素を多めにしてもよいかもしれません。

ただ、オーガニックな庭では、
堆肥などの有機質をたっぷりと使うことが多いです。
この中に含まれる窒素分も考慮に入れないと、
株が軟弱になり、うどん粉が出やすくなることもあるかもしれません。
また、発酵肥料は、計算上の成分以外にも、
いろんな効果を発揮する要素がありそうです。

実際に肥料をバラに施し様子を見ながら
毎年工夫し、加減していくことが
楽しみでもある、というわけです。

去年の発酵肥料は、とにかくよく花が咲きました。
うちの場合、バラが大きく育ちすぎても困るので、ちょうどよい加減だったように思います。
今年の配合は、さて、どうでしょうか。

さて、写真のバラですが、
蕾付き鉢苗で入手した「みさき」です。
美しさと香りで、評判の高い最新品種。
庭はこの時期ほとんど日差しが期待できませんので、
こういう大事なバラは、2階のベランダで育てています。

噂にたがわず、心にかなう美しいバラでした。

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薔薇の花束

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昨日は、なじみの園芸店で、
月に一度の米ぬかオーガニックの勉強会でした。
新しい本を手に集まってくださった方々と、楽しくためになるオーガニック談義。
みなさんそれぞれに、庭づくりや園芸に対する見識が高く、
私もとても勉強になります。
こんな勉強会をもう3年も、細々と続けてきました。
「無農薬でバラ庭を」は、この勉強会で積み重ねてきたことがベースになっています。

美しい夕焼け空が広がり、あたりが夕闇に包まれかけたころ、
ようやく会はお開きに。
帰りかけた私に、花束を差し出してくださった方がいらっしゃいました。

「本の出版おめでとうございます。とてもうれしかったので。」
とおっしゃって。
「こんなきれいな花束をもらったのは、初めてです!」
思いがけないプレゼントに、びっくりするやらうれしいやら、
こみあげる気持ちを伝えるお礼の言葉がうまく見つかりません。

ブーケの薔薇は、あの有名な浜田バラ園さんの薔薇です。

花の完璧な美しさもさることながら、
香る!香る!香る!!!

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朝起きると、花束を飾ったリビングは、
薔薇のむせるような香りに包まれていました。
早速庭のテーブルに置いて、記念撮影です。

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なじみの園芸店の男性スタッフの方が束ねてくださいました。
小花のあしらいも素敵です。

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この花束の圧倒的な美しさに包みこまれるうちに、
半年にわたる原稿書きとそのお直し、数百枚の写真の整理・選定、
あらゆることが懐かしく想われて胸がいっぱいになります。

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本が世に出たことを、ともに喜んでくださる方がいらっしゃる、
この幸せは、なにものにもかえることはできません。

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上のピンクの薔薇は、イヴ・ピアッチェ。

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薄墨桜色のこの薔薇は、ラネク・ドゥット。
”逸話”という意味だそうです。
イヴ・ピアッチェの枝変わりだとか。

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白い薔薇は、ホワイト・ユニバースです。

たくさんの方々に、いろいろな形で支えられての、本の出版。
たくさんの方々の想いが大きな渦のように重なり合い、高まって、
このような形になったのではと感じます。

さて、下は、今日咲いていたデルバールのナエマです。
秋深まって、やっとうちのバラたちもきれいに咲いてくれるようになりました。

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今日は、たくさん庭仕事をしました。
発酵肥料も仕込みました。
イングリッシュローズの最新品種も鉢に植えこみました。

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真っ青な空を見上げるように咲いていたのは、
チャイナローズのル・ヴェスユーヴです。

秋深き日に

明るい青空の広がる美しい日曜日でした。
一日庭仕事をして過ごしました。

数日前に届いたバラの苗を植え込みます。
今年は、特に耐病性や耐陰性に考慮してバラを選びました。

ポンポネッラ、シンデレラは、四季咲き性のとてもよいつるバラ。
剪定次第で大きめの木立性のバラとしても扱えそうです。

ファビュラス!、フラウホレ、桜霞の3本は、四季咲き性がよい小ぶりのブッシュローズです。

どれも、耐病性の高い丈夫なバラたちです。
香りが弱いのですが、オールドローズも植えてあるので、互いに補い合ってくれるでしょう。

ファビュラス! とは、素晴らしい!という意味だそうですが、
最近映画専門チャンネルで見た「ファビュラス ベイカーボーイズ」という映画を思い起こさせます。
この映画、ずいぶん以前にも一度見ているのですが、
時を経て改めて見てみると、この映画のよさがわかるようになっている自分に気付きました。
少しは”大人”になったのでしょうかね。

場所を考えながら、ていねいに植え込んでいるうちにずいぶん時間がかかってしまいました。
夕暮れ時になって、あわてて、秋バラたちにカメラを向けました。

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上は、マダム・ルナイー。
秋深まって、色よく咲いてくれました。

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こちらは、マルゴズ・シスター。
ころころの小さなカップがかわいいです。

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そして、玄関先で枝垂れて花を付けているのは、マダム・アルフレッド・キャリエール。
今年はとりわけ調子がよく、春から秋まで、咲き続けています。
秋の花は、少ないけれども、美しいです。

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上は、今日の庭仕事のひとつです。
デルフィニュームのピット苗がこの週末に届きましたので、
鉢に3株づつ植えました。
このまま春まで育てて、大きくなったら花壇の中に鉢ごと配置します。
デルフィニュームは、花壇の草花やバラとの競争に負けてしまいがちなので、
こんな工夫でイングリッシュガーデン風の演出をするんです。

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初秋に鉢に植えたセイジが、まだまだ鮮やかに咲いています。
真冬にはこの子たちは暖かい軒下に移します。

夕暮れ時に、どうしても必要な資材があってなじみの園芸店に行きました。
昨日お邪魔したときには、
出版社から届いたばかりの「無農薬でバラ庭を」を、
きれいなかごに入れて素敵なプレートまで付けて置いてくださっていて感激でした。
20冊ほどあったそうなのですが、もう完売してしまったとのことでした。@@

いよいよ今週の中ごろから、書店にも出ます。

いろんな方に読んでいただき、ご意見をいただくことで、
さらによりよいオーガニックなバラ庭づくりの方法へと
つなげていくことができると思います。

それが、書籍で発表するということの一番大きな意味だと考えています。

お読みいただいた皆様方からのご感想、ご意見を楽しみにお待ちしています。
ご質問にも、できるだけお答えしていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

本が届きました!

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この週末、築地書館の編集の方から本が刷り上がったとの連絡をいただきました。
早速、2冊送ってくださいました。


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第1章 オーガニックローズ12カ月 では、
月ごとの庭や生き物の写真と一緒に、
オーガニックなバラ庭の作業を紹介しています。


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おなじみ、発酵米ぬかや発酵肥料の作り方も写真入りで説明しています。


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米ぬか仲間のととべべさんから、
素敵なバラのお菓子の画像をお借りしました。
バラジャムやバラの花びら酒・ローズヒップ酒の作り方のコラムです。


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夫が、一日かけていっきに全文読んでくれました。
「庭でいつもぼーっとしてると思ってたら、こんなこと考えてたの。」・・・ですって。^^;
バラの世話はしたことのない夫ですが、読みやすかったようで一安心です。

本屋さんに並ぶのは、11月の中旬になるとのことです。
4月ごろから本格的に書き始めて、
半年余り・・・無農薬のバラ庭づくりの15年間がぎっしりこの中につまっています。

アマゾンでも紹介されていますが、
本の目次は、次のようになっています。
前半カラーページで、写真とともにオーガニックなバラ庭の楽しさを紹介し、
後半モノクロページで、米ぬかオーガニックのノウハウや考え方をじっくり文章で説明しています。
モノクロページにも、写真や図を多用し、できるだけわかりやすく読んでいただけるようにしました。

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「無農薬でバラ庭を~米ぬかオーガニック12カ月」

はじめに
私がオーガニック・ローズを育てるわけ

わが家のオーガニック・ローズたち(全78種)

第1章 オーガニック・ローズ12カ月
 12月〈まずは土づくりから〉
 1月〈「土ごと発酵」スタート〉
 2月〈庭が動き出す〉
 3月〈春の始まり〉
 4月〈生き物たちのドラマ〉
 5月〈バラ庭をもつ幸せ〉
 6月〈雨はバラを育てる〉
 7月〈シュートや枝を充実させる〉
 8月〈暑さを味方に土づくり〉
 9月〈バラの季節を再び〉
 10月〈深まる色合いに〉
 11月〈再び春を想うとき〉

第2章 米ぬかパワーを庭にいかす
 「米ぬかオーガニック」のすすめ
 土ごと発酵と米ぬか撒き
 発酵米ぬかのつくり方・使い方
 発酵米ぬかができたら、発酵肥料をつくろう

第3章 オーガニック・ローズを育てるコツ
 オーガニックでも育てやすいバラ選び
 鉢バラの管理
 自然農薬・虫対策
 オーガニックでバラを丈夫に育てるそのほかの工夫
 バラ栽培の基礎知識

オーガニック・ローズQ&A
私のオーガニック・カレンダー
全国のオーガニック・ローズ仲間
用語解説
資材の入手方法
参考図書
バラ名索引

《写真で解説》
有機物マルチと米ぬか撒き
土着菌を探そう
発酵米ぬかづくり
発酵肥料づくり
発酵肥料の施し方

《コラム》
ピーナツリースのつくり方
手づくり活力液、蓬の「天恵緑汁」
バラの花びら酒
ローズ・ヒップ酒のつくり方、花びら酒・バラジャムの楽しみ方
オーガニックでも育てやすいバラ選び
私とカメラ
うどんこ病対策レシピ
オーガニックポプリ/バラジャム
挑戦5回目の正直
木酢液について
わが家の自然樹型三姉妹
イングリッシュローズのミニオベリスク仕立て
げんこつ剪定
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みなさまにもどうぞ楽しんでいただけますように!

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